【DIYで木製リクガメケージ 120cmを自作】快適な屋内飼育スペースを手作り!

リクガメ飼育グッズ

【DIYで木製リクガメケージ120㎝を自作】快適な屋内飼育スペースを手作り!

こんにちは。当ブログの管理人は50代で夫婦2人暮らし、郊外の一軒家で暮らしています。
日々の楽しみは庭いじりとDIY。最近は3頭のリクガメたちと暮らすようになり、彼らの成長や行動に癒される毎日です。

そんなカメ達のケージを製作したのは一昨年の2023年。ケヅメリクガメのふくちゃんをお迎えするにあたって新しくケージを用意することにしました。

それまで飼育していたギリシャリクガメの伝助君と一昨年に亡くなったギリシャリクガメのドラム(享年17歳)は3歳ころまでは室内飼育でしたが、それ以降は屋外飼育に切り替え、冬は冬眠箱で冬眠させていました。
なので室内用のケージがありません

ドラムちゃんが亡くなってから、伝助君の元気がなくなり体調もあまりよくないので、冬になる前に室内飼育に切り替えることを考えていました。

「それなら、自分で快適な飼育ケージを作ろう!」と思い立ち、今回はDIYで木製のリクガメ飼育ケージを製作してみました。

この記事では、実際に作った木製ケージの設計、使用した材料、作り方の手順、使ってみた感想までを詳しくご紹介します。
DIY初心者の方でも挑戦しやすい内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。


木製ケージをDIYしようと思った理由

私がDIYを選んだ理由は大きく3つあります。

  1. 市販品ではサイズや構造に不満があった
    特にケヅメリクガメのような大型種に対応した市販ケージは非常に限られており、サイズも価格も折り合いがつきませんでした。
  2. 掃除やメンテナンスのしやすさを重視したかった
    日々の掃除や湿度管理がしやすい構造を、自分の使い勝手に合わせて設計できるのはDIYならではです。
  3. 部屋に馴染むナチュラルなデザインにしたかった
    無垢材や木目の質感が好きで、インテリアとの相性も考えて木製ケージにしました。

また、DIYは私の趣味のひとつでもあり、作っている時間も「リクガメたちのためになる」と思うと楽しい時間になります。


使用した材料と費用の目安

材料はすべて近所のホームセンターで揃えました。基本的な木工材料と工具さえあれば、特別な設備は必要ありません。

材料 内容 価格
合板(12mm厚) 底面用 約1500円
1×4材 側面用 約2500円
アクリル板 前面窓用 端材利用
ビスなど金具 組立用 約800円
オールドワックス 木材保護・防腐処理 約2500円

合計でおよそ1万円前後。サイズ調整が自由にできる上に、オリジナルデザインに仕上がるのでコスパも抜群です。


飼育ケージのサイズと設計ポイント

今回製作した木製ケージのサイズは次の通りです:

  • 横幅:120cm
  • 奥行き:60cm
  • 高さ:40cm

横幅を120㎝と大きめにしっかり取ることで、ケヅメリクガメでもある程度のびのびと動ける空間を確保。
奥行き60cmで、保温器具や食事スペースも余裕をもって配置できます。

天井は自宅にあった端材を利用して、ヒーターや紫外線ライトの設置スペースも設けました。


DIY製作手順|6ステップで完成

  1. 簡単な設計図を描く(手書きでもOK)
  2. ホームセンターで木材をカット
  3. 1×4材を箱型に組み立て、木工ボンドとフィニッシュネイラーで固定。
  4. 前面にアクリル板をはめ込んで固定
  5. オールドワックスを全面に塗ってしっかり乾燥
  6. 天板を取り付けて完成!

作業時間は慣れれば4〜5時間程度。電動ドライバーがあると効率が格段に上がります。

 

 

コーナークランプで固定して、ボンドとフィニッシュネイルで組み立てていきます。

 


組み立て途中のケージと伝助君

 

横幅120㎝ 奥行き60㎝のケージが組みあがりました。

 

オールドワックスで表面を仕上げます。

 


ライト類とヒータを取り付けるブラケットを取り付けて完成。


実際に使ってみた感想

実はこのケージを作った時に、新しくリクガメをお迎えする予定だったので大きめの120㎝にしました。
完成当時は伝助君だけでしたが、後にケヅメリクガメのふくちゃんとヒョウモンガメのひろちゃんをお迎えしました。
自作ケージを使い始めてから、リクガメたちの動きが活発になったように感じます。
特にギリシャリクガメの伝助君はお気に入りの場所を見つけたのか、決まった場所でよく寝ています。

また、天板がすぐに外せるので掃除のしやすさも格段に向上。

「作ってよかった」と思えるDIYでした。


まとめ|DIYで理想の飼育ケージを

リクガメとの暮らしをより快適にするためには、環境作りがとても重要です。
DIYで木製ケージを自作することで、スペース・清掃性・見た目のすべてを自分好みに調整できます。

市販品に満足できない方、少し手間でも愛亀のために工夫したい方には、自作ケージは本当におすすめです。
これからケージ作りに挑戦される方の参考になれば幸いです。

ご質問や感想などがあれば、ぜひコメント欄でお気軽にお寄せください!

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