【保存版】リクガメの甲長を正確に測る!100均材料で作る自作測定器&使い方ガイド
リクガメの健康管理や成長記録に欠かせないのが「甲長(こうちょう)」の測定。
ですが、普通のメジャーや定規では正確に測るのが難しく、毎回ストレスを感じていませんか?
そんな悩みを解決するため、今回は100円均一ショップの材料だけでできるリクガメ用甲長測定器を自作しました!
誰でも簡単に作れて、しかもリクガメに負担をかけず、正確に測定できる優れもの。
この記事では、自作測定器の作り方から使い方、従来の測り方のデメリット、そして自作測定器のメリットまで、徹底的に解説していきます。
リクガメの甲長を測る難しさ|従来方法のデメリットとは
これまでメジャーや定規を使ってリクガメの甲長を測ってきましたが、次のような悩みがありました。
- リクガメが動いてしまい、正確な測定が難しい
- カメの甲羅が平らではないので、そもそも正確な測定が難しい
- 測定中にメジャーがずれるため、毎回誤差が出る
- 大型個体では体を支えるだけでも一苦労
- 測定中に無理な姿勢を強いることで、リクガメにストレスを与える
- 記録のたびに測定基準がバラバラになりやすい
リクガメの甲長を測定した方は同様のご経験があるかと思います。
そのためリクガメに負担をかけず、かつ正確に甲長を記録するために、新しい方法が必要だと以前から感じてました。
100均材料でできる!リクガメ甲長測定器の作り方
今回、私が作った自作測定器はとてもシンプルです。
使った材料
- 木製板(幅10cm×長さ40cm)
- シールタイプのメジャー
- ブックエンド
- 両面テープまたは金具(固定用)
すべて100円均一で購入、材料費はわずか440円です!
これが今回使う材料です
100円ショップのダイソーで購入しました。
このほかに、両面テープが必要になります。
板材は長さが40㎝あるので、カメさんが40㎝になるまで使えます。
ブックエンドはいろんな種類が売っていました。板材の幅(12㎝)と同じものを探しましたが残念ながら見つかりませんでした。
こちらは幅が14㎝になります。これを二つ使います。
メジャーは釣り具のコーナーに釣った魚を計測するものがありました。
目盛りも大きく見やすいのでこちらを選びました。
作り方
- 板の端にブックエンドを両面テープで固定
- 木製板の表面を整え、中心にシールメジャーをまっすぐ貼る
- 完成!
作業時間はおよそ10〜15分ほど。DIY初心者でもすぐ作れます!
ブックエンドの短辺側に両面テープを貼ります。
かなり雑に貼ってますが、気になさらないでください・・・
ブックエンドと板材を両面テープで貼り付けます。
板の端とブックエンドに隙間ができないようにします。
フィッシングメジャーの0㎝の位置をハサミで切って裏に両面テープを貼り、ブックエンドに0の位置を合わせて、板の中心にメジャーを貼り付けます。
これで完成!
もう一つのブックエンドは計測時に使います。
新しい測定器の使い方|リクガメに優しく、正確に測る方法
- リクガメを板の上にそっと乗せ、頭側をメジャーの0側のブックエンドに当てる
- お尻側をブックエンドに軽く当てる
- お尻側のブックエンドの下のメジャーで数値を読み取る
この方法なら、リクガメに無理な力をかけず、自然な体勢で正確に甲長を測れます。
(カメさんには、頭としっぽを引っ込めた姿勢でお願いします)
では実際の作業風景を
今回のモデルになってもらうのは、ギリシャリクガメの伝助君19歳。
甲羅はかなり年季の入った姿になってます。
頭をひっこめた状態で、ブックエンドに当てお尻側にもブックエンドを当てます。
カメさんを計測器から降ろして、お尻側のブックエンドとメジャーの交点の値を読みます。
伝助君は195mmでした。
今まで定規で測ってたのですが、その値は205mm。
10mmの誤差がありました。
自作測定器のメリットを徹底解説
- 自然な姿勢で測れるため、リクガメにストレスをかけない
- ブックエンド固定で毎回同じ位置から測れる
- 手ぶれゼロで誤差が出にくい
- 大型個体にも対応できるサイズ
- 素早く測定できるので、飼い主にもリクガメにも負担が少ない
まとめ|リクガメの成長記録をもっと快適に
リクガメの甲長測定は、健康管理や成長記録の大切な第一歩です。
今回ご紹介した100均DIY測定器なら、誰でも簡単・低コスト・正確に測定ができるようになります。
ぜひあなたも、自分だけのリクガメ用測定器を作って、楽しく健康管理に役立ててくださいね!
ご質問や感想があれば、ぜひコメント欄で教えてください!🐢✨
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